住みやすいローコスト住宅ってどんな家?住みやすさを作る工夫とは
南アルプス市は、坪単価が低く、助成金がでるので、コストを抑えて注文住宅を建てることができます。自然豊かで、移住やセカンドライフにぴったりの地域です。また、山里エリアから離れると、バイパス周辺に都市エリアも存在します。気軽に買い物や外食も可能です。ここでは、よりお得に住宅をたてる工夫を紹介していきます。
ローコスト住宅の間取りの特徴
ローコスト住宅とは、外装・内装・間取りなど、ある程度パターン化されたものから選ぶ、企画型注文住宅です。パターン化されているため、資材の大量仕入れや、人件費の削減により、ローコストが実現されます。
ローコスト住宅の間取り
シンプルな設計が多く、生活導線がとても便利につくられています。とくに、水回り、収納など、家事の導線には配慮がされています。過去の実績データをもとに、多くの世代が生活しやすい間取りをつくることが可能です。
総2階構造
2階建ての場合は、1階、2階のかたちがそろっていて、同じ面積の構造が多くなります。柱や屋根材など、特注が必要ないことでコストを抑えています。しかし、ローコストとはいえ、構造的には強度がたかく、安心して住むことができます。
自由度もある
決まった間取りのなかから選択となると、自由度がないイメージがあります。しかし、100以上の提案ができるハウスメーカーも存在します。また、一部オプションで個性をだすのも良いでしょう。コストカットができた費用で、オリジナリティを出すことも楽しみになります。
外観の工夫
外観も非常にシンプルであり、四角いデザインが多くなります。特徴としては、壁の継ぎ目を少なくすることで、施工が簡単になり、材料費も抑えることが出来ます。
どんな設備があれば住みやすくなるのか
コストを抑えたうえで、さらに利便性も重要な点です。ここでは、住みやすくする設備について解説します。
水回り
キッチンは収納力、浴室・洗面台は掃除のしやすさ、トイレは音の静かさを重視すると良いでしょう。基本的には大手メーカーの設備が使われているので、故障の心配や不便さを感じさせません。また、水回りは配置が重要です。極力近くにまとめることで、配管の長さを節約できます。施工費が抑えられ、さらに、家事導線の効率化が可能です。
ドア
室内ドアは、素材・色・とってのデザインを選べる場合があります。壁紙や家具にあわせて、おしゃれにコーディネートが楽しめるでしょう。さらに、ゆっくり閉まる機能や、ストッパーが内蔵されたものもあります。ペットを飼っていたり、小さい子供がいる家庭は、事故防止になる機能です。
また、玄関ドアは木材で、あたたかみがあるデザインが多くなります。カードやスマートフォンをかざしロックをしたり、ボタン1つで操作可能なタイプもあり、とても機能的です。荷物が多いときにとても便利でしょう。
窓
アルミ樹脂複合フレームを採用するハウスメーカーが多くあります。アルミ素材を室外側に、樹脂素材を室内側に利用するフレームです。コストが低いフレームですが、雨風、紫外線に強く、安心して利用ができます。アルミ素材のみのフレームより、断熱性が高いので、気温が低い南アルプス市には最適です。
住みやすさは工夫次第で変わる!
決められた間取りから、選ぶとはいえ、すこしの工夫で住みやすさは格段にかわります。ここでは、できる範囲の工夫を紹介します。
間仕切り壁をなくす
個別の部屋をあえて少なくし、壁をなくします。LDKがひろくなり、大型の家具や家電の配置が可能です。生活のメインスペースであるリビングを、充実させることで、居心地がよい空間をつくれます。家族があつまりやすい雰囲気になるでしょう。
平屋の間取り
生活導線の確保がしやすい平屋もおすすめです。家族の高齢化によって、2階への移動がむずかしくなる場合があります。また、子育て世代でも広々した空間での育児は、開放的にからだを動かせて、かつ目が届く安心感があります。ライフプランによっては、平屋はとても利用しやすい構造です。
大きめの収納スペース
部屋数を少なくするかわりに、1か所ファミリークローゼットをつくると便利です。各部屋にクローゼットを作るよりも、建具代などのコストカットになります。また、洗濯後の収納も各部屋にしまう必要がないので、手間が軽減します。収納棚やラックを利用して、家族全員分の衣服をひとまとめにしましょう。
内装にこだわる
コストを抑えることを第一にすると、面積がせまくなることもあります。そこで、内装の工夫で広々とみせることが可能です。壁1面のみを異なるカラーにするアクセントクロスや、木目調のフローリングなど。おしゃれさが増し、無個性なイメージを脱することもできます。お気に入りのデザインかつ、視覚的効果で窮屈さを軽減させます。
まとめ
注文住宅は莫大な予算がイメージされ、非現実的と考えるかたが多いでしょう。しかし、選ぶ地域で、土地の価格を抑えることや、ローコスト住宅で、理想の住宅を手に入れることが可能です。南アルプス市のように、自然豊かな地域で、街中に隣接している場合、とても住み心地がよいでしょう。注文住宅の建築におすすめのスポットです。都会から離れていても、満足度の高い暮らしができるでしょう。